こんにちは!
はるかみの投資研究室へようこそ!
今回の記事では、歴史的な株の大暴落時(リーマンショックやコロナショックなど)に持っておけば逆に高騰したようなリスクヘッジとなる資産について研究していきたいと思います!
投資でリターンを得るにはリスクを伴いますよね
そこではるかみが大事だと思うポイントは、
- リスクがあるということを認識する
- 最悪の場合を考えて、そのリスクをどのように減らせるか考える
- リバランスを行って常にポートフォリオのリスク管理を行う
ということです。
前回の記事では、GPIFからポートフォリオの大切さとリバランスの方法について研究していきましたが、今回は特に①と②について考えていきたいと思っています!
リスクがあるということを認識する
株は歴史を見れば常に上がり続けている
だから株を長期的に買っておけば資産は増える
というのが、通説のようになっていますが、僕自身は世の中の当たり前とされることにも自分で疑問符を打つように心がけています。
こと株式相場においても永遠に上昇するかどうかは甚だ不確実ですし、そもそも上昇しているときに自分が生きているかどうかすら分かることはないわけですよね。
とはいえ、歴史から学ぶことで未来を想像することしかできないため、株式相場が上がっていくであろうとはるかみ自身も考えています。
同様に過去から学べば、超大暴落というのも来るであろうと考えるほうがむしろ合理的だと思います。
超大暴落の歴史
1929年
大恐慌:ダウ・ジョーンズ工業株平均(DJIA)は1929年のブラックマンデーとブラックチューズデーに始まり、約34ヶ月にわたり89%の価値を失いました。この大恐慌は世界的な影響を及ぼし、アメリカ経済に大打撃を与えました。
2007-2009年
世界金融危機:サブプライム住宅ローン危機が引き金となり、株式市場全体が大幅に下落しました。特にDJIA、ナスダック総合指数、S&P 500はすべて50%以上の下落を記録し、17ヶ月間にわたる市場の低迷が続きました。
2020年
コロナウイルス・ショック:新型コロナウイルスのパンデミックにより、2020年3月に株式市場は急落しました。ダウ・ジョーンズ工業株平均は一時的に30%以上の下落を記録しました。
このように50%規模の大暴落は今後も来る可能性は十分にあります。
日本にもバブル自体はありました。
(東京の山手線の内側の土地代でアメリカ全土が買えたとか笑)
そこからが長い株価の低迷期に入っていったわけですね。
なんと元の株価に戻るまでにかかった日数は約12400日 34年といったところでしょうか。
そこで備えあって憂いなし
ということで、この大暴落中にでもリスクヘッジとなって上昇していたモノを探していき自分自身のポートフォリオを少しでも安定したものにしたいとはるかみは考えています!
株価大暴落中に逆に上がったモノとは?
2007年からのリーマンショックの場合
株価は約518日間で56%の下落が起きています。
では、早速ヘッジとされるモノについてみていきましょう!
この期間に投資対象として手を出しやすく逆相関、株の下落時に高騰していたもの
「金」:Gold
ゴールドは、同じ期間内で23.27%上昇しています!
ちなみに2013年3月に株は元の水準と同じ価格に戻るのですが、そこまでの期間で計算すると実は金は、112%の上昇をしています!
次に注目すべきモノは米国国債です!
今回は短期国債でSHYを例にあげます。では、実際に同一期間で見ていきましょう!
4.12%の上昇をしているのが見て取れるかと思います!
全然上がってないやんと思うかもしれませんが、後ろ側では超不況が起きている状況でのプラスリターンとなっています。
同様にコロナショックも見ていきましょう。
コロナショック時のS&P500
最大下落幅は42日間で-35%となっています。
次に金(Gold)を見ていきましょう。
同様に下落した局面があるものの、3.63%のプラスとなっています。
またリーマンショックと同じくその後の上昇が強くS&P500がコロナ前の水準に回復した2020年8月10日で計測するとゴールドは23.67%の上昇が見られました。
同様に米国国債も見ていきます。
SHYでは、同期間に2.06%の上昇が見られています。
ここまで見ていただいたら分かるように、株と逆相関する資産を一定保有することで万が一の際にもポートフォリオを大幅な下落からある程度ヘッジすることができそうです。
ポートフォリオの考え方については先述したGPIFの動画を見ていただければわかると思いますが、今回は実際に目でちゃんと見て安定した資産を把握するということをやってみました!
いかがでしたでしょうか?
金は現在超高騰中で逆に債券は超下落中、株価は大幅上昇と今まで述べてきた相関と逆相関が曖昧になっている部分はあるかと思います。
とはいえ、歴史は繰り返すと思ってはるかみ自身は株式を売却して債券の比率を高め
また、逆に債券が上がってきた際には債券を売って株を買えるようなムーブが取れるように常に準備しています!!