こんにちは!
はるかみの投資研究室へようこそ!
今回のテーマは負けに負けていたはるかみがなにをして負けていたのか、そこからなにをして勝てるようになったのかをご紹介していきたいと思います。
かなり養分プレイをしていたので恥ずかしい部分も晒していきます(笑)
流れとしては、
- 負けていた時期にしていたこと
- なにを勉強していたか
- 勝てるようになったきっかけ
- 現在の投資手法や勉強方法
の4セクションで話していければと思います。
負けていた部分も皆さんともしかすると共通点があるかもしれません!
その時に使った教材や参考になったものも書いていきますので、この記事が皆さんの勝率UPに少しでもつながればと思います!
負けていた時期にしていたこと
投資を始めたのは、小学校5年生ほどの時に父親から100万円渡されて株をやってみろというところから始まります。今思うと変わった家庭でした(笑)
とはいえ、当たり前のことながら小学校→大学生辺りまでは部活も始めたことで、株やFXを触っていたわけではありません。
そこから少し投資に関わり始めたのは、大学3年生ぐらいの頃でしょうか。
株式投資というよりかはFXのようなレバレッジをかける取引を始めます。
正確には覚えていませんが、勝ち負けはあるもののトータルでは100万円以上負けていたと思います。
何度もお金がなくなっては「これは無理だ」と辞めて、またバイトなんかでお金ができたら「FXで頑張ろう」と思いまたなくなって「これは無理だ、もうやらない」の永遠ループを繰り返していました…(笑)
これでは勝てるものも勝てないですよね
そうこうしている内に社会人になります。
この辺りからずる賢くなったのか(もっと馬鹿になったのか)聖杯を探し始めます(笑)
聖杯とは、投資でこれをすれば勝てるのような方程式のようなものです。
調べてみると投資界のインフルエンサーのような人が「50万円で1000人を勝ちに導いた方法教えます」とか「30万円払いきり!100万円を10億円にした最強フィボナッチトレーディング」など今でいうところの情報商材のようなものがたくさん売っていたわけです。
これも今考えれば法律的にもアウトなんですが(笑)
ただランディングページの作り方もうまく、だれでも本当に勝てるように見えてくるんですよね(笑)恐ろしい…。
はるかみは攻略法を得たかのように合計で5,6個ほど商材を買ったと思います。
これも合計金額でいくと100万円ほどになるかもしれません。
結果はというと、お察しの通り買った情報商材と同じぐらいの金額を負けるわけです(笑)
こうなってくると皆さんはどうしますか?
はるかみが選んだ道は、投資のオンラインサロンに入ることです(笑)
まだまだ養分プレイは続きます…。
このころには情報商材から定額収入を得れるということでオンラインサロンが流行り始めていました。
結構な有名な投資家がリアルトレードを公開しますみたいな形で月何万円もするサロンを開いたりしていましたね。
そこになんと3つも入るわけです!!!
月額15万円ぐらい払っていたような…(笑)
結果はというと、お察しの通りです。
月に30万円以上負けていきました(笑)これだけ色んな商材に手をだすわけですから、むしろ勤勉なのかもしれません。
その時代にはまだ投資系Youtubeみたいなのは盛り上がっていなかったと思うので、もしその時にいれば有名なYoutubeが買った株と同じ株を買っていたと思います。
これは、オンラインサロンに入ってみんなと同じ株を買っているのと同じことですね。
勝てるわけもありませんでした。
なにを勉強していたか
この辺りから流石のはるかみ君も気づき始めます。
「もしかして聖杯なんてないんじゃない?」って(笑)
(ちなみにここまでで初めの情報商材購入から5年ぐらいかかってます笑)
なので、一つ情報商材やオンラインサロンに大金を払って勉強できた良いことは、「聖杯はない」ということを知れたことです。
そうなると自分自身の頭を使ってFXや株式投資で勝つ方法を考えなければなりません。
ここでやっと本当の勉強を始めるわけですね。
まず、始めたことは書店にいくことです。
投資コーナーに行くと優に100冊を超える投資本が並んでいました。
「100万円を着実に1000万円にする!」
「テクニカルで投資で勝つ方法」
「必勝FXバイブル」
みたいな名前です。正確な名前は伏せておきますが、今でもたくさんありますよね(笑)
これらは、所謂情報商材が本になっただけです。なんの役にもたちません。
でも皆さんの想像通りはるかみはこれらの本を買っていくわけです…。
そしてまた
「もしかして聖杯なんてないんじゃない?」
って再度気づかされるわけです。
何回同じミスするねん!って思うと思いますが、そういうループをしていました…。
「あぁ、聖杯など存在しないのだ」と改めて気づいたとき、私は古典的な本を手に取るようになりました。本質的に投資を理解するためには、そもそも株式について深く研究された書籍に立ち返るべきだと考えたからです。
そこで古典的な本に手をだすわけですが、書店でいうとウィザードブックコーナーから選べば間違いないです。
ネックは大きくて重いことと値段がめっちゃ高いこと(笑)
でも、これらの本は本当の意味ではるかみの負けフェーズから資金管理の大事さやテクニカル分析、ファンダメンタル分析を教えてくれたと思います。
本当に片っ端から読んだのでその中でも特によかったものを紹介します。
全て読んだ方がいいとは言わないですが、はるかみは全て読みました。
ここはひとつ自分自身が投資に対して正しい方向に努力できたポイントだと思っています。
100冊以上は読んだ中で特に自分自身の投資成績に今でもいい影響を与えている本
- ファンダメンタル分析編
- テクニカル分析編
- 資金管理や投資のマインド編
この3つに分けて紹介していきます。
以前に紹介してる本は省いてそのフェーズでお世話になった本にできる限りしぼります!
ファンダメンタル分析編
証券分析
ベンジャミン・グレアム氏の書いたウォール街のバイブルとされる本ですね。
投資系の本で言えば一番有名かつ難解かもしれません。
他にもグレアム氏が書いている「賢明なる投資家」も超有名な良書ですね。
グレアムはウォーレンバフェットの師匠のような存在です。
バフェットは「自分の投資哲学の基盤はグレアムから学んだ」と公言しており、グレアムに深い感謝の意を示しています。
バリュー投資の一番古典的な考え方で、もちろん今と変わる部分もありますが、学びはありえないぐらい多いです。あと、高いです(笑)
でも情報商材よりかは安いかw
ファンダメンタル投資の教科書
公認会計士であり個人投資家でもある足立武志氏が著した、ファンダメンタル分析の基本を解説する書籍です。
これは証券分析の本とは違い、財務諸表などを読めなかったはるかみにとって役立ったものでした。
中級者や上級者には必要ないと思います。
とはいえ、初めはなにも分からなかったのでファンダメンタルを知るという意味で大いに活躍しました!
テクニカル分析編
マーケットのテクニカル分析
テクニカル分析のバイブルとも呼ばれる一冊で、チャート分析の基本から高度なテクニックまで幅広く網羅しています。ローソク足、トレンドライン、移動平均、オシレーター指標など、ほとんどのテクニカル指標をカバーしています。
これ一冊ですべてをマスターできると帯に書いていますが、あながち間違いではないかなと思います!とはいえテクニカルも奥が深いのでどう組み合わせるかで分析方法は無限大ですよね。その基礎を知れた本でした!
他にも以前紹介した
投資苑
高勝率トレード学のススメ
もめっちゃおすすめです!
資金管理や投資のマインド編
マーケットの魔術師
ジャック・D・シュワッガーによる、世界で最も成功したトレーダーたちへのインタビューをまとめた名著です。この本は投資やトレードに携わる人々にとって、モチベーションと洞察を与えるバイブル的な存在として知られています。
リスク管理やメンタルコントロールなどを成功した投資と失敗した投資でいろいろと紹介してくれます。
マーケットで成功するには、技術だけでなく、心の安定と感情のコントロールが不可欠であることをよく理解できた一冊でした!
勝てるようになったきっかけ
勝てるようになったきっかけは、「自分の頭で考えて投資しよう」と決断した時からでした。
それまでは、誰かの銘柄誰かの考え方ばかりで(もちろん勉強になる側面もありますが)自分自身で考えた風の他人の投資に相乗りしているだけです。
例えばそれが世界一の投資家ウォーレンバフェットのミラートレードをしたとしてもエントリーする価格は微妙に違いますし、なによりA株を持っているからB株を買うやポートフォリオの兼ね合いでこの株を買うなど細かな調整があるはずです。
なので本来ミラートレードをするのであればその人と全く同じ現金比率、債券比率、A株比率、B株比率というように真似しなければいけません。不可能ですよね。
なので、自分自身のお金を自分が思う最善のポートフォリオと投資先に選定しようと思ったわけです。
逆にここまで割り切って考えるとあとは楽です。
「自分」のトレードの時間軸をしっかり把握することによって勝負するべき場面が「いま」なのか急ぎすぎなのかを冷静に判断できるようになってきますし、自分自身にとってこの投資先が向いているのかどうかも確認することができます。
全て自分が主体なのですから!
この点については以前あげた記事の
こちらで詳しく書いています。
現在の投資手法や勉強方法
ということで、最終章まできました!
現在の投資手法と勉強方法ですね!
僕の投資手法は、ファンダメンタルが良くてテクニカルも良い銘柄を狙うことです。
どちらか一方が欠けている状態というのはベストな状態とは言えません。
完璧だと思うタイミングでエントリーしたいわけです。
更にテクニカルの側面では、長期に順張り短期に逆張りです。
チャートが長期的に下がっている場合、大きな問題がその銘柄にあるのは言うまでもありません。逆もまたしかりで長期的に上昇している銘柄はその会社そのものの成長が強いことの現れです。そういった銘柄が短期的にパニックで売られる瞬間が買い場です。
ファンメンタルの側面では、バリュー投資に重きを置いています。
グロース銘柄は先行きを予想するのが難しく長期投資では相当難易度が高いと考えています。よっぽどその業界に詳しい人でなければ安易に手を出すべきでないです。
バリュー投資においては、買う時点でその銘柄が「安い」ことを知っています。
そうなれば下げ幅も限定的ですし、もしその銘柄が少しでも成長していくのであれば株価の上昇には多いに期待がもてるわけです。
この2軸のテクニカルとファンダメンタルを自分自身のルールとして投資しています。
結構シンプルで簡単そうですよね?
次に勉強方法ですが、これは地味です(笑)
毎日最低一銘柄でも銘柄分析をしようと決めています。
例えば藤商事って決まったとすると、決算短信、説明資料、有価証券報告書まで読み切ります。そこで疑問に思う点や分からなかったことは調べてiPadにデータ毎保存しておきます。
次にチャートを見ます。
過去の強いサポートラインやレジスタンスライン、チャートパターンを見ます。
(先述した本の分析方法だけで十分です)
そこからなにが見えてくるか言語化します。
「この2000円のサポートラインは月足レベルで一番意識されているんだなぁ」
とかでokです!
合っていなくても構いません。(答え合わせはだいぶ先になるので)
その書いた線をそのまま残しておいてまたいつかその銘柄に出会う日がきた時に自分の過去の分析をみて合っていたのかどうかを確認します。
その繰り返しですね!なので、チャート分析の足跡は絶対に消さずに残しておくべきです。
その意味でもTrading Viewをおすすめします。
はるかみのYoutubeでも過去のチャートがどんどん出てくると思いますが、そのたびに「あーやっぱテクニカルはすごいなぁ」的なことを言ってると思います(笑)
過去の分析が今の投資に生きてくるわけですね。
1日1銘柄分析することは地味ですが間違いなく皆さんの投資スキルを大幅に上昇させてくれると思います。
できればTwitterなんかでその銘柄の思ったことを発信するのもいいと思います。
その際は是非僕をメンションしてください(笑)
僕も発信する側ですが、皆さんのコメントからいつも勉強させてもらってます!
こんな感じで長い文章になりましたが、参考になれば嬉しいです!